大胆な対談・第十部「オンラインソフト作りの秘密」

(ま)で、オンラインソフト作りの秘密です。
(辰)おっ、大きく出たな。
(ま)ところでオンラインソフトって知ってます?
(辰)知らん
(ま)あっ、そうですか。
(辰)うん、
(ま)...
(辰)...
(ま)二人で黙り込んでどーすんですか!
(辰)だってそんなもんワシ興味ないもん。
(ま)オンラインソフトとは文字どおりオンラインで流通するソフトのことです。
(辰)ふんふん。
(ま)企業がパッケージ化してショップで売るのと違って、個人が作ったプログラムをパソコン通信やインターネット等で配付する形態なんですよ。いかにもコンピュータらしいでしょ?
(辰)そんなもんかな?
(ま)だってグラフィックやサウンドやテキストは実際に制作してもできるものだけどプログラムはコンピュータだけですからね。
(辰)でもそれってコンピュータがなかったら意味ないんじゃないか?
(ま)そ、それを言っちゃアおしまいですよ。とにかくそーゆーもんだと思ってください。
(辰)で、どんなもの作るんだ?
(ま)そりゃあ自分の欲しいものですよ。
(辰)例えば?
(ま)最近では『パーミっちゃん』かな。
(辰)なにそれ?
(ま)ホームページを運営してる人で掲示板を作ったりチャットなどのcgi関連をいじる時にunixのコマンドを知らないとパーミッションの設定で苦労するんですよ。
(辰)ワシには関係ない。
(ま)まぁそ−言わずに聞いてくださいよ。そんな時に一目でパーミッションの設定がわかるHyper Cardスタックが『パーミっちゃん』なんです。便利でしょ。
(辰)他には?
(ま)『美女と野獣のiBook時計』かな。
(辰)なにそれ?
(ま)美女と野獣がiBookを操るデスクトップに置く時計です。
(辰)時計ならワシ持ってるぞ。
(ま)だから、そーじゃなくてiBookに対する想いを込めてるんですよ。
(辰)勝手に込められてもなぁ。
(ま)デスクトップで飼育する電子ペット『まりもん1号』も気にいってるもののひとつですよ。
(辰)まりものペット?
(ま)まぁ似た様なもんですが『まりもん1号』という謎の生物にエサを与えて飼育して大きく育てるものなんです。間違えてパパの靴下なんぞを食べさせるとオエーとなって小さくなって消えたりするんですよ。
(辰)そんなんで面白いのか?
(ま)面白いですよ!(キッパリ)作った本人が一番面白がるのがオンラインソフトなんですから。
(辰)で、いつになったらオンラインソフトの秘密が聞けるんだ?
(ま)えっ、もう語り尽くしちゃいましたよ。列記すると・・・
 ●自分の欲しいもの
 ●企業がショップで売らない様なもの
 ●ちょっとでも便利なもの
 ●作者だけでも面白がれるもの
 ●他の人にも少しくらいは喜んでもらえるもの
 ●創作欲を満たしてくれるもの
(辰)もう、ええわ!さいなら〜!おだだだだだだ(走り去る擬音)
(ま)えっ?そんな唐突に・・・。一人にしないでくださいよ。なにやらボクが作ってるのはふざけたものばかりみたいだけど、実は世のオンラインソフトには市販ソフトより優れてるものがいっぱいあるんですよ。極端な話、ワープロみたいな一般的なソフトだってオンラインソフトのエディタの中には非常に良くできていて市販ワープロを凌駕するものがあるんですよ。グラフィックソフト然り。ただプログラミング関係だけは殆どないみたい。Basic関連では少しあるみたいだけど。市販ソフトだけどREALbasicなんかだとエディタなんか簡単にできてオンラインソフトとして発表できます。いつまでもSimpleTextばかり使ってないで自分だけのエディタを作るのも面白いかもね。
(辰)でも最初からついてるSimpleText使えば楽じゃないか。
(ま)あっ、まだいたんですか?
(辰)ちょっと休憩してたんだよ。次のコーナーでは吾輩が漫画家としてどのようにMacと付き合ってるか話そうかな。
(ま)あっそーですか。わかりました。楽しみにしてますよ。そうそう上記のソフトはまるたつソフトダウンロードからダウンロードできます。
(辰)な〜んだ結局自分の作品の宣伝なんだ。
(ま)ちがいますよ!お知らせですよ。


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