第二十一部「春分放談2023」

(辰)・・・・・・。
(ま)あのォ、もしもし。
(辰)・・・・・・。
(ま)生きてますか〜?
(辰)わっ!なんじゃ〜うるさい耳元で大きな声出してからに。
(ま)ああ、よかった。もしかしてこと切れてたのかと。
(辰)なんだおまえか、せっかくよく寝てたのに、うるさい奴じゃな。
(ま)寝すぎですよ!2023年も二ヶ月半以上過ぎて、もう今日は春分の日ですよ!新年恒例のこの対談のこと忘れて惰眠をむさぼってたんでしょーが!
(辰)えっ、もうそんな季節なのか?すまんすまん。
(ま)これじゃあ新春放談にならないから、今年はとりやめますか?2024年のお正月に延期してもいいですけど、高齢者の場合何があるかわからないし・・・ブツブツ。
(辰)いやいや、これからスタートしよう!題して、新春放談ならぬ春分放談じゃ〜っ!
(ま)それ春分の日にひっかけてるんですね。ハイハイ、お上手お上手。
(辰)ほら、上の方のタイトル部分もちゃんと「春分放談2023」になっとるじゃろが。
(ま)いっ、いつのまに〜?まっ数は少ないながら、このバカ対談を楽しみにしている人もいらっしゃるようで、公式ブログのオダンディズムの方にも、今年の対談はどうなってるんですかとコメントもあったんですよ。
(辰)・・・。
(ま)もしもし〜起きてますか〜?
(辰)はっ...、ここはどこ?ワシは誰?
(ま)も〜、しかたないか、なんといっても古希のジーさんだから。
(辰)古希といえばじゃな、その記念に、アラコキのアラコキによるアラコキのためのアラコキ漫画『美しくはない70代(でもケッコー楽しい)』を昨年noteでスタートしたのじゃ。
(ま)あっ、そーすか。なんか意味不明のタイトルですね。
(辰)これはじゃな、三田明のヒット曲の・・・。
(ま)あっ、長くなりそうなんで、もういいです。
(辰)なんだよ、おまえが聞いたんじゃないか。プンプン!
(ま)そういえば、最近Amazonからペーパーバックを出してるみたいですね。
(辰)おっ、いい質問じゃな。AmazonからKindle本の紙版ペーパーバックが出せるようになったんじゃよ。いまのところ『ああ青春のマンガ全席』、『ああジャロ辰のマンガ全席3』、『ウクレリアンの極みSE』の3冊じゃ。
(ま)宣伝になると急に饒舌になりますね。いつもは横板に餅なのに、突然立て板に水になったりして。
(辰)宣伝じゃない、告知といえ、告知と。参考までにこれは著者用コピー本じゃが、ちゃんとISBNもあるし立派なもんじゃよ。

(ま)これって以前に電子書籍で出したマンガですよね。当時たしか「もう紙の時代は終わった」とか豪語してましたよね?
(辰)いや、まぁ紙のマンガも、それはそれでいいかなと。
(ま)電子書籍は紙と違って在庫も発生しないとか吹きまくってましたが、あの勢いはどこいったんでしょうね〜。
(辰)それが、このAmazonペーパーバックはこれまでの紙単行本と違って在庫が出ないんじゃよ。読者が注文してから印刷製本する方式らしくて。
(ま)ふ〜ん。無駄な在庫が出ないのはいいですが、注文がなかったら出版されてないのと同じでは?
(辰)うっ・・・。
(ま)もしかして、まだ全然注文が入っていないとか?!
(辰)スポーツイベントでも無観客試合というのがあるんだから、無読者書籍があってもいいのだ!
(ま)ないんですね、注文が?
(辰)・・・。
(ま)し、失礼しました。話をもとに戻しましょう。で、新しい年を迎えてどうですか?
(辰)新しい年には、新しいことをがモットーじゃからのォ、いろいろやっとるよ。
(ま)たとえば?
(辰)ウェブトゥーンに挑戦してみたぞい。
(ま)えっ、スマホで読む今流行りの縦読みマンガですか?
(辰)そうじゃ。ウェブトゥーン版ウクレレトノサマのサンプルがこれよ。
(ま)へ〜っ、なんとなくそれっぽいですね。
(辰)その他にもいろいろあるのじゃが、この続きは来年のココロだ〜っ!(おだだだだ〜)
(ま)あっ、言うことだけ言って、勝手に走り去っていっちゃった。まだまだききたいことあったのに。というわけで、2023年新春放談、じゃなくて春分放談はこのへんでお開きにいたします。
(辰)(おだだだだ〜)
(ま)あのジーさん、まだ走り回ってるよ。
(辰)(おだだだだだだ〜っ、ドテッ!)
(ま)あ〜あ、あんな所でこけちゃったよ。まっいーか。それでは皆さん、また来年お会いしましょう!


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