大胆な対談・第十八部「新春放談2019」

(ま)あけましておめでとうございます。
(辰)あけましておめでとう!(エッヘン)
(ま)なんなんですか、新年早々えらそうに…。
(辰)去年約束した通りに、今年はちゃんとお正月に新春放談の席についたからじゃよ。
(ま)去年?
(辰)うむ。
(ま)今年が何年かわかってますか?
(辰)何年って、2019年じゃろ。
(ま)で、前回の新春放談は2017年ですよ。
(辰)えっ?
(ま)えっじゃないですよ。
(辰)そうか、どうも1年が長いと思ったら、2年経っておったのか。
(ま)もしかしてボケてないですか?
(辰)ほっといてくれ!
(ま)それでは、あらためてあけましておめでとうございます。
(辰)あけましておめでとう。
(ま)で、どうですか最近は?
(辰)うん、ここんとこ介護…
(ま)えっ、まさかホントにボケて、もう介護される生活に?
(辰)ちがうよ!介護をテーマにしたマンガ『おやおやボケトルズ』東京スポーツに連載してるんだよ!
(ま)へ〜、スポーツ新聞で介護ネタとは?
(辰)いや、この連載が始まるまでにはいろいろあってな。
(ま)編集部に行って土下座して仕事をもらったんですか?
(辰)実はそう…ナニを言わせるんじゃ!いや実際は、最近よくあるブログから書籍化の流れみたいなもんなんじゃよ。
(ま)またまた〜、軽薄に流行にのろうとしてますね〜。
(辰)そもそもの発端は、ワシの親がボケ始めたことなんじゃよ。
(ま)で、アンタもボケたというわけですか?
(辰)だから〜ワシはまだボケとら〜ん!
(ま)まっ、いずれはボケますからあながち冗談でもないですね。
(辰)親のボケに最初はビックリしたが、同じような悩みを持つ人も多いようだし、ここは情報発信しようと決心したんじゃ。
(ま)それで介護生活報告ブログを開始したと。
(辰)そうしたら、自分の公式ブログよりアクセスが多くてな。
(ま)まぁアンタの個人的なブログなんてあんまり興味持てませんもんね。
(辰)で、ブログの内容をたたき台にしてKindle版の電子書籍も出したんじゃよ。
(ま)それを編集者が見て、この企画が立ち上がったと。
(辰)そうゆうこっちゃ。
(ま)インターネットの時代らしい展開ですね。
(辰)うん、でも原稿を描く行為は今までとおんなじだがな。
(ま)いずれは連載をまとめて単行本化も?
(辰)うん、それもこれまでと変わらんな。
(ま)そして夢の印税生活を夢見ると?
(辰)そうそう。
(ま)結局それが夢に終わるのも、これまでとおんなじですね?
(辰)ワハハハ、まぁ新春放談だし初夢と思ってくれたまえ。
(ま)そんな夢を見続けたマンガ家生活が約50年ですか。
(辰)えっ、そんなになる?。
(ま)だってたしか1969年に創刊間もない少年ジャンプでドサクサまぎれにデビューしたんですよね?
(辰)ドサクサまぎれだけよけいだよ!。
(ま)でも50年といえば半世紀、たいして才能もないのによくマンガ家生活が送れましたね。
(辰)自分ながら50年という数字にはビックリするよ。
(ま)では、新春放談らしく今年の抱負なんかをきかせてもらっていいですか?
(辰)…。
(ま)もしもし起きてますか〜っ?
(辰)ハッ!
(ま)なんかお疲れのようですから、今回はこのへんでお開きという事で。
(辰)うん、そうしよう。
(ま)どうもありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。
(辰)では、よいお年を!
(ま)い、いくらなんでもそれは早すぎますよ〜!…ってそのオチ前回も使いましたよ。


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